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#111. GABRIELE SKUCAS

  -My sweet girl.-
“親愛なる私のかわいいあなたへ。
感謝の心を忘れないで控えめにね、あとあまり大きな声ではしゃいじゃダメよ。”

Gabrieleはよくチューリップを描く。
柄にもなく花言葉を調べてみたら、チューリップの花言葉は「思いやり」でした。
真っ白なキャンバスにチューリップを描くとしたら、どこまでも愛おしいあの娘を想うとき、それは迷わずピンクなんだろう。
半分は優しさ。

-Rain rain go away-

“私の素敵なドレスに雨を落とすのはやめてちょうだい”と困り顔のお嬢さん。
お天気雨かな。お天気雨っていい。
思いがけない雨雫に嬉々としてグラスが揺れる。

空と草原。子供の絵のようにどこまでもベタ塗りな青と緑がなぜこんなにも凛々しいのだよ。


-Gabriele on Gabriele-

大好きなこの一枚の写真。それからは、Gabrieleカラーと私の中に刻まれている。だから外せるわけがない。


GABRIELE SKUCASと通った道をもう一回歩いてみた、というお話。