優しい気持ちになれるもの。 悲しい気持ちがすっと晴れて笑顔になれるもの。 みんなそれぞれお持ちだろう。 GABRIELE SKUCASのニットは、私にとってのそれです。 もちろん、作品そのものの素敵さ、愛らしさがそうさせるのですが。 それだけじゃない。その先の作り手本人、Gabrieleの存在が更に深く大きくさせる。 彼女の優しい心、豊かな感覚、誠実さ、愛情、、、私はそれを知っていて、(多少は) それを服にのせてお渡しすることで、きっとその服はその人のそれになってくれる。 これはGABRIELE SKUCAS に限らず。 たとえ同じものだとしても、そのものにのせられた何かによって、関係性は大きく変わると思っています。 服を着る機会が減ったと思う。だからこそその少ない機会に着る服が大切になってくる。 そこからもらうパワーは少しも逃してはいけない。 なにせ機会が少ないのだから。 こんな時こそ人はなにを着たいのか。 あまり考えないのかな。わかる。 でも少なくてもこんなブログを読んでる人なら考えていると思う。 服を着ること。 誰のために。なんのために。 消費社会へのアンチはただモノの消費だけじゃない。時間もそうだと思う。 難しい話ではないです、たかが服の話。 服を着る時間をただ消費にしない方がいいと思うということ。 特に今は。 だからそれはね、GABRIELE SKUCASの服を着ればいいのです。 ただ着ればいい。 温度差があるのはよくわかってる。 その温度差を埋めるのが店だ。 こんなときだからこそ、店だ。 Gabrieleのことを書くといつもこんなになるな。はて。