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Showing posts from February, 2020

#71. 20SS LIST

  20SS Stock list. ANTON BELINSKIY (UKURAINE) AMANDA BROWN (U.S.A.) COLLINA STRADA (U.S.A.) *Resort DZHUS (UKURAINE) GABRIELA COLL GARMENTS (SPAIN) GIUGIU (U.S.A.) HUEMN (INDIA) ★ JINGYU (ITALY) ★ LANA SIBERIE (U.K.) LINDER (U.S.A.) LUNA DEL PINAL (U.K.) ★ SITUATIONIST (GEORGIA) TALIA LIPKIN CONNOR (U.K.) ★             and maybe more. ★New CONTACT info@casimir-pulaskiday.com/DM to Instagram

#70. AMANDA BROWN ~comes back~

  AMANDA BROWNが2年ぶりにCasimir Pulaskiday.にやってきた。 そうか、2年が経った。 AmandaのPARSONS卒コレより3着をCPD.エディションとして製作してもらい、彼女との初めてのコラボレーションが叶ったのでした。 しびれる。 そしてこの服を迎え入れた店は世界中でここだけだものね。見逃した人は残念だとしか言いようがないのよ。 Amandaとの更なるコラボレーションをこれまで思案してきました。 彼女と定期的に言葉を交わし、New Yorkでの数度のミーティングを経て、この春?冬の終わりに また一緒に楽しいことをしています。 まず言っておく。 Amandaはとっても忙しい。そしてとても優しい。 この2個があったから、このプロジェクトは動き出しました。 卒業してからPARSONSの先生として働きながら、ビッグメゾンのニットコンサルをしながら、AMANDA BROWNのデザイナーをやっている。 この状況で、私のこのチクチクと続くラブコールをどうやって受け入れるのか、彼女はきっと苦悶しただろう。 そして少しずつ、これは自然な流れで形になった。 Amandaのお父さんが亡くなった。 そこに残った無数の上質なニットたち。 そう、今回のAMANDA BROWNは、“リメイク”です。 今ファッション業界で脅威的に席巻しているサステイナブルの流れを免罪符としたクソリメイクが蔓延しているいけない世の中で、 私はこのAMANDA BROWNのリメイクを今やることに意味があると思う。 結果論ですが、結果オーライ。 リメイクをやる上で、原作を上回るオリジナル性は絶対に必要。 切ってくっつけてそれなりになるような誰でもできるものではない。 ニットデザイナーである彼女の技術とセンスがあって成立している。 彼女の限りある時間の中で文字通り編み出したAMANDA BROWNの新しい形は、アンリミテッドエモーションへの集中だと思う。 と同時にこれは父と子のラブストーリーなのです。

#69. HITACHI #3

  HITACHI#3 について。 終わってしまった。これを書いてるときはいつも同じ気持ち。 2月最初の週末、美しい空と海とひとのゴールデントライアングルの中で、Casimir Pulaskiday.はきらきら星となった。 たくさんのブリリアントな瞬間に遭遇してしまった。 そしてたくさんの会話を交わした。 服を通して、日立を通して。 ここにくると、店の本来のあるべき姿を強く感じます。 人から人へ。 そこにある情報のすべては人から人へつながったものだけ。 こんなにも純粋な形で、この場所で、こういう服(無名、普通ではない、よくわからない)が売れるということ。 そういうこと。 謙遜して言ってみましたがこっそり言いたい。 Casimir Pulaskiday.は風変わりな店だけど、ここにある服は、この人に着て欲しいと思える人に伝わる服なんだ。 これは日立でも東京でも変わらない。 移動販売。最近少しずつ自分の中で薄くなってるのは事実で。 自分の形とはなんだろう。真剣な顔を作ってみるけど、やっぱりやめる。 どこだっていいんだ。店ができれば。 ただそこに繋げたい人がいて、ものがあれば。 どっかで聞いたことがあるな。たぶんだれも知らないだろうな。全然更新してないカシミールさんのHP まだあるのかな。 自分のスタート地点を見せてくれる日立。 だからまた行く。行かないといけない。 今回もこのためにたくさんたくさん走ってくれたやあこちゃん 「場所」をくれた山文魚さんNITOHEYさんRays Coffeeさん あったかいお菓子を作ってくれたSugarのひろえちゃん 毎度一緒に行ってくれるチームin HITACHI そしてお店に着てくれたみなさま 本当はひとりひとりのエピソードを書きたい、普通に、フラットにみても飛び抜けていた。 感謝を込めて。そして#4へ続く。