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Showing posts from June, 2021

#101. ELLISS

  待ちに待ったELLISSの到着だ。 コロナによるロックダウン、困難な状況を経て予定より約4ヶ月遅れての入荷、久しぶりのEllissのニュープリントに心躍らずにはいられない。 ELLISS デザイナーEllissの視点で切り取られた一瞬一瞬を、特別なオーガニックファインコットンの上で丁寧に編集され新しいストーリーを語り出す。 コラージュはELLISSの服において最も不可欠なDNAだろう。 ヴィンテージ雑誌やヌードポートレートなど、様々な『過去』のビジュアルをすべて手作業で切り合わせ、新しいビジュアルイメージを構成するEllissのクリエーションはいつも時代を行き来して、何時のものでも無いまた別次元の表情がある。 新しいコレクションは、ビーチや屋外での風景を彼女は切り取りました。 コロナパンデミックの中でデザインされたそれは、自由に開放的に、アウトサイドへの願いを込められている。 それは過去であり、紛れもなく未来。 アンダーウェアとしてスタートしたELLISS、もちろんそのアイデンティティは保持したままに、少しずつ洋服としてのアプローチを模索し表現をスタートしています。 いつだったか、2回目にEllissを訪れた時か、「服は作らないの?」って聞いたことがあった。 とても興味があったんだ、この人が服を作ったらどんなものが見られるんだろうと。 まだまだ進化するんだろうな。 ELLISSのもう一つのコアDNAは、持続可能性だ。 もう聞き飽きたと思われるかもしれないが、彼女もまた生粋のサステイナブル思想の持ち主です。 大量生産、急速なトレンド主導型のファッションへの問いとして、彼女自身の規模感でそれを体現していく。 コットン、バンブーを主要とするオーガニックファブリックのみを使用し(本当にソフトで気持ちよい)、スロベニアにあるもう一つのELLISSのファクトリーでは、生産過程で排出された端切れの生地を建設資材として充填材にリサイクルしています。 さらには、商品をパッキングするビニールバックはココナッツだかな、前に聞いてちょっと忘れてしまったがその辺の素材から作られたリサイクルバックだ。(触ると独特なカシャカシャと大きな音がする。) ELLISSくらいの規模感でこれらの工程を実行し、更には高品