2021年4月24、25日の2日間、京都でお店をしたことについて記す。 際どい時期に綱渡りでの遠方出店。もちろん賛否両論あるのは承知で。 極力接触を断ちポンコツバンで8時間半(自己最長)、ありました京都。 ないんじゃないかと思った。遠くて。 せっかくの初関西でしたが、いろいろ考えた結果、場所非公開でのアポイントメント制という、アホみたいに偉そうなスタイルをとりました。 様々なハードルを飛び越えて来てくれた方、そしてご配慮のある行動、私は心から感謝しております。 今回は、"kumagusuku SAS"という、京都の中心から離れたコアな場所にあるギャラリーをお借りしました。 縁もゆかりも無い京都(修学旅行以来)で、よくわからん東京の店のpop-up、さらには懸念も多い状況でもちゃんと考えてくださりご協力いただいたオーナーの矢津さんはじめ皆様のおかげでこんなにもスペシャルな時間と空間になった。ここでお店ができて本当によかった。 服に対するエネルギーが印象的だった。「欲」をストレートに表に出してくれることにこんなにも胸が熱くなるかと自分でも驚く。 日立とはまた違う絶景だ。 とても嬉しい言葉をいただきました。 「ここの服は自分にとっての戒めだ」と。 なま温かく生きていた日々に刺激的な宿題をもらったかんじだと。 私はその人との時間、自分にあるものすべてで伝えていたと思う。決して売りつけるというものでは無い。そんなことはこれまでしたことない。 そうじゃなくて、ただの人として伝えた。 簡単ではないけど、でも自分のもとにおいてなんとかしてやりたいという気持ちはとてもわかる。そういうものは絶対にこの先自分を褒めたくなる日が来るし、来ないとしたらそれは自分の問題です。 こういう体験は、服(服飾品)と以外に出来るだろうか。 すでに店や私は離れていて、その人とそのものとの関係、対話。ここで選んでいる時にもう始まっている。そういうゾーンに入った時、隣にいるのことが私は本当に好きで。 何を話しているんだろうか、服と、自分自身と。どういう決断を下すのか。それを想像して待つ時間が店をしていてかなり深い意味のあるものだ。 面白いひとにもたくさん会った。 日常にあるDIY