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Showing posts from October, 2021

#109. ANTON BELINSKIY

  久しぶりのANTON BELINSKIY、意外と早く入った。今回も少量で偏ってますが、お気に召すものがあれば幸いです。 ANTONのプリントはいつも立ち入ってくるのでスリリングな印象を受けます。 今回選んだのはどちらかというとセーフティゾーンの部類です。おいおい攻めろよーと言われそうですが。 いいの、だってこれがかわいいから。 かわいい、そしてプリントのクオリティが高い。遠くに霞むビルディングや山並みまでも捉えます。 冬に履く白も粋ですね。 こちらのムートンはリアルファー。大して仕立てがいいわけではない、この切ってはっつけた感がなぜだろう、猛烈に惹かれる。 製品感とは何なのか。 中スッカスカで着たいです。 こちらのアウターはシャツです。パフシャツ。個人的にこの子がいちばん好きです。 襟のファーはフェイク、こっちは。 高いです。かなり上までかぶってきます。この首がいい。 肘のこぶ、ですよね。これは錯覚ではなく、パターンとして袖が歪んでいるのです。 変わった服だ。 このままスカートも。また馬。 鬣かな。 最後はシャツ。ポロ。 ジーザス。 駆け足ですみません。ちょっと焦っております。でも写真でじゅうぶんですね。ANTON BELINSKIYでした。

#108. キョウト

  もう10月が終わるということは来週京都だ。 何もしていない。どう考えても告知が足りていない。これでは誰も来ないのではないかね。 来てほしい。誰か来てください。 はい、来週の11月6日と7日の土日に、京都のKumagusuku SAS という二条城の近くのギャラリーでお店をさせていただきます。 前回は春、4月にこちらの場所をお借りしてオープンしました。そこから早半年。新しい季節の服たちを連れて2回目の京都2daysです。 服が、たくさんあります。 Instagramもブログも書ききれないよー、パニック。買いすぎたよ、完全に。 健気に京都用にと温存していたらいっぱいたまってしまった。 トピックとしては、Daniela Meichelboeckの追加、前回の入荷ではお披露目のなかったパンツとあと数点、そしてリングも追加しました。 忙しいDanielaに無理をお願いして本当に数型ですが、京都の皆さまに少しでも見てもらえるといいです。 そして、CINITAさんの#2がギリギリ京都に間に合いそうです。 今回のポップアップのために頑張って仕上げてくれました。感謝感謝。 フライングですが、#2はニットタイです。100%手編みのニットタイ。ぜひ実物に触れてほしいと思っています。 あと、wan shan lingも京都オープンのために何やら動いてくれているみたいです。たぶん間に合う、とのこと。 毎回何がくるかわからんので、もしかしたら私も当日初見かもしれません。いいのか悪いのかはわかりませんが、きっと面白いと思います。 もちろん、入荷しているすごい素敵なやつたちも全部持っていきますのでね。絶対すごいと思います。 来たほうがいいと思います。 うそです、うそではないですが、もしお時間がございましたらぜひお越しください。 よし、とりあえず書いたぞ告知。ただこの人気のないブログに書いたところではて効果があるのだろうか。でもこれしかないからな。口コミに期待。 -INFORMATION- DATE: 2021年11月6日(土),7日(日) OPEN HOURS: 12:00~19:00 LOCATION: Kumagusuku SAS      京都市上京区中書町685-2      ※Kumagusukuとは別の場所です。Maga

#107. LUNA DEL PINAL

  LUNA DEL PINALの21AWについて。 うまく書けるか自信がないが、これをたまたま読んでくれた人が知ってくれることで、彼女たちのアクションにまたひとつ意味が増すと信じて書く。 コロナパンデミックの発生から3年目の入り口がちらつき始めた今、なおも世界中で困難な状況が続いている。 ご存知の通り(読んでくれている方は)、この世界情勢以前よりLUNA DEL PINALはグアテマラの現地職人の雇用、生活向上を大きな目的の一つとしてブランドの運営を行っている。 デザイナーGabrielaとCorinaは、今回更にレスポンシブルな姿勢でコレクションの発表へと至りました。 彼女たちが行ったこと、まず“ArteSano”という謂わゆる募金活動を行う団体の設立。困難な時期にも不可欠な、綺麗な水と食料をグアテマラの人々へ提供しサポートしました。 そして、できるだけ多くの人の手に“職”を与えたこと。(言い方が正しいのかがわからないけど。雇用の促進に加え、多様な職人技が組み合わされたユニークピースの完成形へと)  更に、すべてをクリアにしたこと。 ひとつのコレクションが生まれるまでの過程で、何にどれだけのコストと自然への影響が発生したかを数値化しました。 生地をつくる糸から品質表示タグに至るまで、すべてがどこでどのように作られたかを明確にしています。   お時間があればLUNA DEL PINALのウェブサイトを見てみてください。 ブランドの姿勢と信念、職人さんたちのストーリーとプロセスが書かれています。必要なことしか書かれていないです。 https://www.lunadelpinal.com/ 服、ですね。 前回21SSで発表されたラバーツリーヤーンで織られたストレッチシリーズは、リサイクルコットンと同じくリサイクルポリエステル糸を合わせることで春夏のそれよりも温かみと張りのある風合いになりました。 更に前回と違うのは、プリント。織り上げた後に製品プリントを施しています。   今回お迎えしたこちらは、お花がイメージソースとなっています。彼女たちにとってお花は意外にも初めてのアプローチだそう。先シーズンからリサーチを進め今回のプリントが完成しました。 グリーンブラックの背景に浮かび上がる花の褐色が燃え上がるようで心に残る。色