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#173. COLOMBE D'HUMIERES

COLOMBE D'HUMIERES STUDIO からスペシャルワークが届きました。 すっかりファミリアな存在のColombeさんについてまだ一度も書いていなかった。 COLOMBE D'HUMIERESはパリを拠点に活動するジュエリーアーティストです。 最近ではジュエリーに留まらずオブジェやホームウェアにも幅を広げ、独自のフレームワークでメタル作品を展開している。 クリエイティブな熱が籠ったエキゾチックなアトリエで日々創作に向かうColombeさんは、チャーミングで感覚的でありながら冷静さと広い視野を兼ね備える素敵な女性です。 COLOMBE D'HUMIERESの作品が持つは具象と抽象とが混在するスーパーナチュラル的物質性であると言える。 マッシブな呪術的造形物があると思えばファンシーな生き物がいたり、フリースタイルな流線もあればロマン主義的ビクトリア宝飾なんぞも見てとれる。 どれも振り切れているからどれもColombeさんなんだと思う。 CSM学生時代から現在まで様々なブランドやプロジェクトのジュエリーラインを手掛け、アジア諸国に滞在し現地の呪具や民族装飾を学び、更に最近の新ジャンルへの参入と、フットワークの軽さと枠を取り去ることに躊躇ない潔さが彼女の作品に現れているように感じる。 そこに破廉恥さを感じないのはなぜだろう。 着眼点か、やはりすべてがColombeさん自身を通過している表現であるということが大きいかもしれない。 主体の強さ。 今回はCOLOMBE D'HUMIERESとの久しぶりのコラボレーションピース2種です。 ひとつ目はカラーベルト。首輪です。 ベルトはColombeさんの型のひとつで、最近また新たな取り組みをスタートさせていた中でアトリエで見せてもらった作品から、CPD.での提案としてレザーカラーベルトを製作していただきました。 2点それぞれ異なるデザインで、サイズ、マテリアルなど大まかな希望のみ伝えあとはColombeさんにお任せしました。 シルバーの愛らしいスタッズ、チェーン、バックルはすべてユニークピース、ブラックレザーの細ベルトにColombeさんのバランスで配されております。 当初のこちらの予算での見積もりよりたくさんかわいい子をつけてくれました。優しく...

#172. FEBRUARY AND

いくつかのお知らせです。 2月中に限り、平日はアポイントメント制とさせていただきます。 土日祝日は通常営業(14~20時)なのでアポイントメント不要です。 23日から3月11日までお休みに入ります。 ご不便をおかけしますがよろしくお願いします。 ようやく少しだけ動きがありました。 wan shan lingの新作と、COLOMBE D'HUMIERESのオーダー分が入荷します。 wan shan ling は既に店頭にございまして、今回はパンツです。 クロスポケット、ピックステッチ、手カンヌキ、メッシュ裏、ひとつひとつのディテールに目を向けるより要素の集約によりひとつのものを成しているという観点で興味深い、そのような作品です。 本当に心から良いと思っているのですが、自分の中で掴んでいるこの服の有り様を貶めずに有意義に発信する術が残念ながら今の自分にはない。着てみても違う。もの足りない。 それでもただひとつ言えるのは、重いということです。あと歪み。ふたつでした。 なんとなく、このふたつが画像では伝わらず且つ重要な感覚ではないかと思う。 もう一着、ブラックが間もなく入荷予定です。 Colombeさんも近日中に到着しそうだ。 到着後こちらで少しやることがあるからお披露目は2月でしょう。とびきりかわいいのができあがると思います。

#171. Hi

こんにちは。 サイレントモードに入り久しく経ってしまった。 稼働はしているのですが真新しい情報もないのでたらたらと発信することをやめました。 ものはとても良いのです。それを大切にしたいからやめた。 また変種の種を蒔いてしまった感がある。 刈り取りの初手が悩ましい。 そしてそれがいつになるかは私もわからない。

#170. Thank you 2025

2025年の営業は本日30日までです。 今年も一年ありがとうございました。 今までで一番入荷量が少なかった。 そのぶんひとつひとつが強かった。 今年もCasimir Pulaskiday.は自分にとって最高でした。 あなたにとってはわからないけど、そうであればいいです。 2026年は1月4日(日)からです。 来年はまた新しいバランスを見つけたい。 良いお年をお迎えください。 Casimir Pulaskiday.

#169. wan shan ling

またかと思われそうですが、またです、wan shan ling 今年最後の入荷なので。 2025年はwan shan lingの作品をたくさん迎えることができました。 ラストを飾るは今年新たに取り組んだアップサイクルワークです。 MA-1のリメイク、有象無象の無法地帯でwan shan lingさんが何をするのだろうか、と次作のお話を聞いたときにまず思った。 そこに参戦する意義とリスクを秤にかけてしまった。意義が優るからwanさんはやるのだろうけど、そもそもリスクは考えていないかもしれない。 wan shan lingの創作には常に定義がある。 今回のそれはこのリメイクという行為自体への再定義です。 エコロジー、エシカル、希少性、文化継承など、他にも様々な優位性がユーズドアイテムにはあり、ファッションでも古着は不可欠な市場であり文化だ。 デザイナーズヴィンテージやアーカイブなど、ジャンルも細分化され呼称も様々、かつて貧民の着衣であった古着(ボロ)が現代では市民権を獲得し新たな価値として社会に求められ、セレブやハイエンドなシーンにおいても新作ではなくデザイナーズアーカイヴのマスターピースをピックアップされることも増えてきた。 自分はビジネスとして古着市場と関わることはないが、取り扱うデザイナーさんを通してアップサイクルに向き合っている。 Lindaさん、そしてwanさんもここ最近熱を入れて取り組んでいる。 外を見ても世代、ジャンル問わずアップサイクル、リメイクブランドが本当に増えていると皆さんも感じていると思う。 この状況は単なる流行ではないだろうしある意味必然の流れと言える。 この先新しいものを生み出すこと自体が難しく、はたまた悪ともなりかねない。 求められるものは過去にあって、いま新たに生まれるものは過去を超えられないという風潮はなんとなくだが一部ではあるのかもしれない。 だとしたら不思議なことだ、圧倒的に現在の方が可能性があるのに、環境的にも物質的にも経験値としても。 それはファッションの慣習としてリファレンスやサンプリングをアーカイヴから行うことも大きいと思う。 ビッグメゾンであるほど顕著で、ハウスの歴史継承の上に発展があるから。 その流儀をブランドを超えて敬意や道理なく表面のみを掬い取り安易に簡略化した結末が先述の風...