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#172. FEBRUARY AND

いくつかのお知らせです。 2月中に限り、平日はアポイントメント制とさせていただきます。 土日祝日は通常営業(14~20時)なのでアポイントメント不要です。 23日から3月11日までお休みに入ります。 ご不便をおかけしますがよろしくお願いします。 ようやく少しだけ動きがありました。 wan shan lingの新作と、COLOMBE D'HUMIERESのオーダー分が入荷します。 wan shan ling は既に店頭にございまして、今回はパンツです。 クロスポケット、ピックステッチ、手カンヌキ、メッシュ裏、ひとつひとつのディテールに目を向けるより要素の集約によりひとつのものを成しているという観点で興味深い、そのような作品です。 本当に心から良いと思っているのですが、自分の中で掴んでいるこの服の有り様を貶めずに有意義に発信する術が残念ながら今の自分にはない。着てみても違う。もの足りない。 それでもただひとつ言えるのは、重いということです。あと歪み。ふたつでした。 なんとなく、このふたつが画像では伝わらず且つ重要な感覚ではないかと思う。 もう一着、ブラックが間もなく入荷予定です。 Colombeさんも近日中に到着しそうだ。 到着後こちらで少しやることがあるからお披露目は2月でしょう。とびきりかわいいのができあがると思います。

#171. Hi

こんにちは。 サイレントモードに入り久しく経ってしまった。 稼働はしているのですが真新しい情報もないのでたらたらと発信することをやめました。 ものはとても良いのです。それを大切にしたいからやめた。 また変種の種を蒔いてしまった感がある。 刈り取りの初手が悩ましい。 そしてそれがいつになるかは私もわからない。

#170. Thank you 2025

2025年の営業は本日30日までです。 今年も一年ありがとうございました。 今までで一番入荷量が少なかった。 そのぶんひとつひとつが強かった。 今年もCasimir Pulaskiday.は自分にとって最高でした。 あなたにとってはわからないけど、そうであればいいです。 2026年は1月4日(日)からです。 来年はまた新しいバランスを見つけたい。 良いお年をお迎えください。 Casimir Pulaskiday.

#169. wan shan ling

またかと思われそうですが、またです、wan shan ling 今年最後の入荷なので。 2025年はwan shan lingの作品をたくさん迎えることができました。 ラストを飾るは今年新たに取り組んだアップサイクルワークです。 MA-1のリメイク、有象無象の無法地帯でwan shan lingさんが何をするのだろうか、と次作のお話を聞いたときにまず思った。 そこに参戦する意義とリスクを秤にかけてしまった。意義が優るからwanさんはやるのだろうけど、そもそもリスクは考えていないかもしれない。 wan shan lingの創作には常に定義がある。 今回のそれはこのリメイクという行為自体への再定義です。 エコロジー、エシカル、希少性、文化継承など、他にも様々な優位性がユーズドアイテムにはあり、ファッションでも古着は不可欠な市場であり文化だ。 デザイナーズヴィンテージやアーカイブなど、ジャンルも細分化され呼称も様々、かつて貧民の着衣であった古着(ボロ)が現代では市民権を獲得し新たな価値として社会に求められ、セレブやハイエンドなシーンにおいても新作ではなくデザイナーズアーカイヴのマスターピースをピックアップされることも増えてきた。 自分はビジネスとして古着市場と関わることはないが、取り扱うデザイナーさんを通してアップサイクルに向き合っている。 Lindaさん、そしてwanさんもここ最近熱を入れて取り組んでいる。 外を見ても世代、ジャンル問わずアップサイクル、リメイクブランドが本当に増えていると皆さんも感じていると思う。 この状況は単なる流行ではないだろうしある意味必然の流れと言える。 この先新しいものを生み出すこと自体が難しく、はたまた悪ともなりかねない。 求められるものは過去にあって、いま新たに生まれるものは過去を超えられないという風潮はなんとなくだが一部ではあるのかもしれない。 だとしたら不思議なことだ、圧倒的に現在の方が可能性があるのに、環境的にも物質的にも経験値としても。 それはファッションの慣習としてリファレンスやサンプリングをアーカイヴから行うことも大きいと思う。 ビッグメゾンであるほど顕著で、ハウスの歴史継承の上に発展があるから。 その流儀をブランドを超えて敬意や道理なく表面のみを掬い取り安易に簡略化した結末が先述の風...

#168. Atte × wan shan ling

Atte Gemzell とwan shan lingのコラボレーションワークにについて。 前にも書きましたが、Atteはストックホルムに住み、以前はSPENDというブランドをやっていて、現在は学校の先生として子供たちにアートを教える女性です。 私はSPENDが大好きだけど、この先AtteがSPENDを再開することはたぶんないだろうと思う。可能性はゼロではないけれど。 それでもAtteは変わらずアートやデザインを愛していて寛容でフラットでものを作ることが身近にある。 Casimir Pulaskiday.をはじめてからAtteの作品をいくつか迎えました。 それらはどれもAtteのアイデアと手から生まれたAtteにしか作れないものです。 最近では真っ赤なクレイリングがまず頭に浮かぶかもしれません。 そんな彼女の新しいデザインに触れる中で、SPENDのときとは違う、今のAtteの作った服が見てみたい、着てみたいと思うようになりました。 今だからできるやり方で、見たことのないものを。 Atteの現在の状況から、何かベースまでをこちらで用意するのがベターだと思った。古着も考えたけれど今はちょっと違う気がした。 もっと丁寧に、とびきりなプロセスを。とするともう一直線にあの方に辿り着いてしまうてしまう。 wan shan ling 実はwanさんもAtteとSPENDの大ファンなのだ。 だからどんなに忙しくてもやってくれると信じてお願いしましたら、即YESをくれました。 生地だけこちらで用意することを条件に。 Atteもこの小さなプロジェクトをとてもとても喜んでくれた。わあ、ほんとに実現するんだ。 私が選んできた生地は残念ながらwanさんからもらっていたご希望にはまったく沿わないものになってしまった。 それは私の中のAtteのイメージにピタリとはまったからで、(Atteはファーがとても似合うのと、テクスチャーを愛する人だから) これによりwanさんの仕事は増えた。でもそのぶん更に、何ものでもない土台が出来上がりました。 さっそくAtteにこの2着を送った。Atteがバケーションから戻るころにストックホルムに到着。 受け取ったAtteから届いた最高のリアクション。 そしてピックアップは次の買付のパリに決まった。私はストックホルムに...