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Showing posts from July, 2022

#133. 8月

Instagramにも投稿しましたが、8月はアポイントメント制とさせていただきます。 ✔︎の日は15時以降 ✖︎の日はお休み それ以外の日はいつでもご予約をお受けできます。 時間は特に設けません。ご不便をおかけする分、できる限りフレキシブルにご対応させていただこうと思っていますので、メールまたはInstagramのDMにてお問い合わせください。 E-mail: info@casimir-pulaskiday.com Instagramとブログへの投稿はアポイントメント期間中も続けていきます。 これが見たい、でも。 何かが見たい、でも。 もしCasimir Pulaskiday.にあるものたちを見たいと思っていただけたら、お気軽にアポイントいただけるととても嬉しいです。 ※前日までのご予約にご協力ください。 最近の入荷は ・Hilfreich Jewellery (blog #132) ・COLLINA STRADA PF22(たぶんもうすぐ書く) 8月の入荷予定は ・Gabriela Coll Garments AW22 こちらは8/2より店頭にてご覧いただけます。 ・CINITAの新しいニットピースも間もなくリリース予定です。 CPDの入荷は毎度少しずつですが、またアップデートしていきますね。 ご面倒をおかけしますがよろしくお願いいたします。

#132. Hilfreich Jewellery

ひとつだけ、素敵なリングが入荷しました。 Hilfreich Jewelleryは、ロンドンベースのアーティストWilla Hilfreichが手がけるシルバージュエリープロジェクト。 Willaちゃんのジュエリーは今回が2回目の入荷です。 1回目は、Daniela Meichelböckのコレクション”On Waiting”のために、Danielaさんとお友達のWillaちゃんとのコラボレーションで生まれた”PLEASE WAIT”と名付けられたシルバージュエリーのカプセルコレクションでした。 Danielaさんの服の意味をグッと深めるコラボレーションでとても想い深き存在です。 少しだけこちらもあります。 さっきも書いたけど、Willaちゃんはアーティストです。 主な作品はドローイングとペインティング、それらに沿った立体など。 日常の風景、都市空間に無造作に(または隠れて)存在する「無駄」や「残骸」を日々観察収集しクリエーションへと繋ぐ。 ジュエリーとはまた表情が違ってポストミニマリズム的な無機質さと静けさがある。立体はタトルを思い出した。 Hilfreich Jewelleryのジュエリーは、ロストワックス製法というオールドスタイルの鋳造技術を用いて一点一点彼女の手で作られています。 ロストワックス製法とは、ワックス(ろう)で原型を作ったのち、その原型の周りを砂や石膏で覆い固め、加熱により中のワックスを溶かし出して除去することによってできた空洞に溶かした金属を流し込み、冷え固まったのち、型を割って製品を取り出すという製法。 Willaちゃんがこれまでに出会ったストーリーや美術品をイメージソースとしてユーモラスに描かれたハンドドローイングやラフスケッチをワックスの型に刻み、ひとつの型からひとつずつ生まれます。 ジュエリーと他のアートワークとの向き合い方の違いを聞いてみたら、本質的な「描く理由」は変わらないと思うけど、ジュエリーの方は彼女自身が見たり読んだり聞いたりしたものからイメージを作り出して派生的なアプローチをすると言っていた。この方法は他のアートでは採らないと。 確かに。ジュエリーの方がファンタジー要素が強くて他のアートワークはもう少しフィジカルで直接的、でもどちらも彼女の日常から創造すると言うスタート地点は一緒なんだろ

#131. SITUATIONIST

SITUATIONIST無事に到着して今週からお店に出ています。 前回書いた通り、ひと型だけまだ入っていません。本当はそちらも揃えて並べたかったのですがしょうがない。 シーズンとしたら22SSになりますが、純粋なコレクションピースは3型です。うち服は2型。 他はアーカイブで、当時スキップしたもの、また更に初期のコレクションからリクエストしました。 たぶんこれが大幅な遅れの理由だろう。 当時はデニムだったジャケットとスカートは、時を超えてシャンブレーとなってやってきた。 びっくりした、デニムピースが欲しくて当時気になってたこのツーピースをふと思い出してお願いしたのですが、夏仕様かな。でも悪くないです。 素材自体は薄手ですが作り込みは変わらず、ジオメトリックな切り替えに拡大したロックステッチ(これどうやって縫ってるんだろうか)、ニュールック的な袖とウェストのコントラスト。 スカートはこのサマーカジュアル代表みたいな表地にエレガントな総裏という力技にちょっと笑ってしまった。ここはどうしても譲れない、という。 本来ハイウェストのスタイルですが、2022年ではワンサイズアップして腰位置で履きたくなった。 赤、革、豹 目が覚める。真っ向から小細工なしで強い。 こちらは18SSから。 実はSITUATIONISTのレザーピースは初めてです。というのもこれまで何度となくオーダーしたものが尽くドロップしてきた。 正直今回もまたか、というやるせない気持ちを4ヵ月間抱きましたが、遂にそのジンクスを払拭しました。 いや、実はまだ見ぬもうひと型もレザーですので完全勝利は暫くまたおあずけです。 改めてレイテストとアーカイブとを並べてみると感じるのはディティールの艶の違いでした。 変わらないところはベースにあって、ヴィンテージから派生したデザインの解釈とか、ジョージアの土着的な気質だったり、ディティールを重ねる足し算でのバランスの取り方など。諸々。 ここ数シーズンのSITUATIONISTの服はより“ガーメント”に精通した、エレガントでロジカルなギミックが盛り込まれている。(エレガントだけど盛り込むところが良い) ※このトラウザーズは盛り込みなしでオーセンティックなテーラードのスラックス。(SITUATIONISTは基本的にボトムはあまりいじ

#130. Finally...

ついに。 SITUATIONISTが発送されました。 SS22です、AW22じゃなく。 ジョージア国内でのオミクロン株感染拡大によるアトリエの稼働停止でかなりの遅れが生じる見込みとの連絡が2月。 春夏感がまるでないセレクション、どうしてもほしい子たちがいる、別注がいくつかある 上記の理由でキャンセルという選択は全くなかったですが、あちら様からのキャンセルがきやしないかお伺いを立て続けて待ってたらあらもうSALEの時期じゃないか。 流石に当初の理由はとっくに解消済みだろうがまあもういいや。 カシミールさんはSALEがないのでこのSITUATIONISTでニューシーズン立ち上げにしてしまおうかな。それでもいいくらい夏物がない。 残念ながらひと型だけどうしても間に合わないとのことでその子は後ほど届きますが、到着が楽しみでなりません。 やりたかったやつがついにできる・・・・ 来週には着くかな。たぶん。