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Showing posts from August, 2019

#54. THINKING.

  GABRIELA COLL GARMENTS の19AWは、黒。 SSの白から対極にあるこの色はブランドを象徴する色でもございます。 新たなコンセプトとともに馴染みある黒で塗りかえられた新記録的な。 今シーズンも巨匠Loro Piana先生とのコラボレーションやレザーなんかも素晴らしいのですが、 書くのはこちらのライナーシリーズについて。 わかりづらいので。 いや全然放っちゃってるんですが。 言葉なんていらないさ、フィーリンフィーリン この何もなさ。 何もないことに意味がある。 ボトム2型はロール一周要するに2枚重ねです。 裏と表が一枚続きのパターンになってて接合は上でも下でもなく、裏地側の裾上10cm。 この服には裏も表もなくて、裏は裏地だし表も裏地だ。 まさに表裏一体。 これって結構ストイック。ガブさんらしいなと思う。 前回SSのコート型のシャツとして着るか、シャツでできたコートとして着るかみたいな。 視点の妙みたいなものを今回もまた問うてくる。 フィーリン(感じましょ)って言ったけど、シンキン(考えましょ) かもしれない。 裏地(ライナー)ということでもちろんポケットもなければベルトループもない。ただの黒。 よい、これが正解です。 少々着づらいが概念を着ると思えばどってことないです。 着てみた。 パンツ 腰履き新鮮。がぶさんローライズは多かったですが腰まで落としてルーズに履くスタイルはあまりなかったような。 スカート 何もないことで“間”として利用する。 一枚でそのままで、着れる人は着てほしい。 テクニックがいりそうですが、この挑発は臨ところです。 この作られた無機質を如何に有機的に装うか。 考える、Thinking, thinking, thinking.

#53

  暑いねと 言いたいだけの  くそ野郎 ファッション業界というのは早いほどおしゃれだみたいなところがありますが、私は別にはやけりゃいいとも思いません。 この暑い夏からただただ逃れるべく秋冬物を見買うという、ファッションであろうがなかろうがこれは自然現象だと思います。 とはいえ自分の店にはあまり季節感というものがない。いつ見てもほぼ長袖だし。 長袖が好きです。半袖ってなんだか笑ってしまう、昔から。袖が途中で切れてる。あるか無いかでいい。 ちゃんと入荷しています、19AW  はじめよう。はじめる気がなかったけど、それは内緒にして。 はじめます。

#52.LIST

  19FW Brand list. Anton Belinskiy (Ukraine) ★ A.W.A.K.E. MODE (U.K.) BRACHMANN (Germany) COLLINA STRADA(U.S.A.) DZHUS(Ukraine) ELLISS(U.K.) GABRIELA COLL GARMENTS (Spain) Gabriele Skucas(U.S.A.) GIUGIU(U.S.A.) Lana Siberie(U.K.) LINDER(U.S.A.) MARTA JAKUBOWSKI (U.K.) Sara Scalzotto(Italy) Situationist(Georgia) ★             and maybe more. ★New CONTACT info@casimir-pulaskiday.com/DM to Instagram

#51. At far away.

  日立でのオープンについて。 楽しすぎてまだ引きずっている。ああ、日立。。 Rays Coffeeさんでの1日目、山文魚さんでの2日目と、それぞれの箱の中でCasimir Pulaskiday.の服が輝いていたぜ。 そしてそれを囲む、初めましての方、そうじゃない方みんなが楽しげでこの上ない多幸感。 日立は不思議な街で、前回のあの感覚はやっぱり間違いではない。今回も、いや更にそうだった。 マイミューズやあこちゃんが言っていた。 日立では何をやるにもイメージができるって。 だから動きたくなるって。 これだー。 開けた空気感とそこに住む豊かな人たち、文化と品があって、みんな何かを待っていて何かを起こす人がいる。 この小さな街で、“コミュニティ”というものを改めて考えさせられた。 いいなー自分の田舎にはないな、あるのかもしれないけど、自分には見えない。 なんでこんなに面白い人と素敵な人が次々と現れるのか。最強マダムたちよ。いっぱい写真撮り忘れた。 そして本当にものをよく見ている。ありがたい。うれしい。 今回のたくさんの出会いでまた自分のスペースが広がった。 遠く離れた街でCasimir Pulaskiday.の服を通してこれからも笑いや会話が生まれることを願います。 ご協力してくださったみなさまに感謝しています。またお付き合いください。 そう、日立のお外からも来てくれたクールな方たちも、本当にありがとう。 美味しいものをたくさんいただき、そして前回行けなかったワイルドモンスターにもやっと行けてもう私は大大大満足です。 また冬に。と勝手に企む。