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Showing posts from December, 2018

#33. Greeting for...

BLOGにて   2018年最後のブログ。 今年からブログをはじめました。 ギロチンinstagramでは伝わらないウェルカムマインドをお伝えできたらと思い書きはじめてみましたが、逆効果だったような気もいたします。 熱苦しい文を読んでくださった方、ありがとうございます。 そして来づらさ満点な店に来てくださった方私は心から尊敬します。来てくれてありがとうございました。ありがとうございました。 店の価値を上げること、いろいろな方法があるけど、自分にできることはものを揃えること。 それ以外ない、それ以外いらない。 揃えると言っても、なんでも揃うワンダーランドにはまあできない。まず小さすぎる。そしてそういうものに興味がない。 セレクトショップなんて偏っていてなんぼだから、自分が好きな店なんて偏りまくっている。その方が信頼できる。 それをお客さん自身がセレクトして行く店を選ぶ。 セレクトされるお店になれるように、限りある、嘘のないものを揃えたいと思います。 2019年は1月5日(Sat.)からオープンします。今決めた。 世はSALEですが、混雑に飽きた方はエスケープしてきてください。茶淹れてお待ちしています。 さて、言ってる間に19SSがスタートします。何から来るかな。わくわく。 ちょいちょい言ってますが、19SSはかなり自信あります。 濃厚だから、少ないくらいがちょうどいい。ぎゅっとね。 来年もちゃんと書き書きしますので気が向いたら読んでください。 -Blog updated-のinstagramをやめたくて仕方ないのですが。無くても読みにきてもらえるくらい、書く。目標。 来る年に想いを巡らせてしまいますが、去る年もまた愛しです。 2018年に出会えた人、服、すべてがワンダフルです。 もう一度、2018年のCasimir Pulaskiday.の服たちに会いに、寒空の年末お時間あれば遊びにいらしてくださいね。 12月23-24日残り2日です。お待ちしています。 Thank you so much for your big supports. Wishing you all a merry Christmas and a happy new year★ xxx

#32. Dreams and Hopes.

wan shan ling.   ただいま2つ入荷してます。なにせ一個と一個なので。 久々にこの高揚感、というのがこのジャケット。 気の遠くなるようなあのビーズワークは無し。代わりに知的でデリケートなディティールワークに、手抜きも一切無し。 そもそも。 このジャケットは、ジュエリー作家、Bettina Speckner(ベッティーナ・シュペックナー)への愛から生まれている。 Bettinaについては言葉にするのが個人的に困難なので、気になった方は調べてみてください。 この漆黒なファインウールの胸元に、Bettinaの詩的でメランコリックなジュエリーを。はあ溜息、なんだか少女の気分です。このジャケットを前にすると。 まずこの生地が素晴らしい、ふっくら最高ビーバー、毛足の長さがエレガントです。 この生地を生かして、裁ち端は切りっぱなし。あ、手抜き!と思ったでしょうか。んなわけない。よくご覧くださいな、裁ち端すべてにハンドステッチで星留めがなされています。 そう、実はこの服にミシンステッチはひとつもございません。ひとつも。 肩線までも。これは星留め好きなLANVINでも見たことないって、デザイナーが自負しておりました。 モチーフの輪郭ももちろん星留め。この仕様により生地とジュエリーの流れが断たれることなく滑らかに、このビーバーちゃんの美しさを最大限に引き出している。 前開きはオープンコンシールファスナーで無駄な要素は完全に排除。よい。 ジュエリーの絵画の上にはスタッズが7個。 Bettinaのジュエリーによくお目かけする散りばめられた石のモチーフを再現しています。 スタッズは3サイズを配置。このスタッズが位置、サイズ共にまったくあざとさがないってすごいです。意図的であって極めてナチュラルに在る。 パターンについて。 アームホールは見た目よりもかなりゆったりととられているので着心地とてもよい。でも野暮さはないです。そのテクは袖口にある、実は絶妙に湾曲しています。着た時の印象が知的なのはこいつが何気に効いている。 後ろにベンツはないですが、その代わりに裾がこちらも湾曲しています。ヒップに被らないように。これも知的なディティールですね。 はてまた二枚袖によって後ろ姿に一筋の線が。二筋か。 裏地は見頃がコットンリネン