ロンドンは不思議な天気だ。朝雨(豪雨)、昼暑い、夜寒い。 難しい。猛暑のニューヨークに比べるとぜんぜん服を着る気になっているが、天候が如何にファッションに影響するかを改めて感じる。 天候だけではないけど、街の空気もあるな。 ニューヨークは暑い以外にいろいろ速いからファッションもそれなりにスピード感を要するのだろう。 ニューヨーカーを見ていると、いつ何時でもダッシュできそうである。体型は別にして。 そういうスピード感とムードが、NYモードファッションの基盤にもちゃんとあると思う。ただただスポーティーと言うことではなくて、 ポップアップの速度とか破裂音とか、そういうのも含めて。 ロンドンはあまりスピード感を感じない。のんびりしてるというより、連鎖があまりないことで相乗効果的な速度の加算がないのかな。 “個々の聖域”のみたいなものを私はいつも感じるのだけど、どうなんだろう。わからん。 ファッションにそれが影響しているかというと、していると思う。己を掘り進める速さというより強さ。 はて日本はどうだろうか。 ふん。 ファッションウィークってなんで順番決まってるんだろう。 メイン4都市を経て後続の都市は毎度微調整、流行を我が物顔で組み込んでくる。気に入らん。 毎回シャッフルだったら少なからず流れは変わってくるだろうな。 とはいえ、自分はファッションウィークなんて関係ない人たちと日々会っている。フレッシュで作品が100%その人だ。 夢はパリに行かないでCasimir Pulaskiday.を作ること。 パリに行ったら誰だって見れる。そういうブランドは自分じゃなくていい。他がやればいい。 もっともっと、自分で掴んだものを絞り出し果汁100%でやりたい。 そしてそれがファッション、モードであること。(重要) お金はないけど夢はある。