Summer×ELLISS
19SSMen’sもParis佳境を迎えています。
ビッグメゾンのデザイナー就任劇も激しいこのシーズン、何かと話は積もりますね。Lとか、Dとか。M最高とか。Lのファーストルックとか。
Men'sのフィナーレに続き、Women'sも間もなくです。一年先を描きつつ、まずは18AWの到着に身と心を備えます。
シッピングの連絡もちらほら。うー楽しみだ。AWはまた新しいブランドもジョインですよ。
さて、今は梅雨、夏。ということで、少し刺激的で心地よいウェアブランドについてのお話です。
ELLISS
ロンドンデザイナーEllissによるアンダーウェアブランド。
Central Saint Martins卒後、まもなくブランドをスタート。
ファクトリーのすぐ上にアトリエを持つとってもラッキーガール。(お金持ちかな。)
デザインと生産をクイックに行き来できる環境は、彼女の緻密なクリエーションの大きな見方だろう。
コミュニケーション大事。
ELLISSのアイテムにはただならない美学を感じる。私こればっかり言いますが、彼女もまた、魅力的な知性の持ち主です。
プリントに見る配置のセンス。
ウェアの中に収まった時の可視部分をどうデザインするかを徹底的に考えられている。
あくまでもアンダーウェアとして在る潔さと、そこでの最大限の役割を100%果たす。素材はオーガニックコットンで着心地もよしです。
もちろん一枚で着ても◎ このプリントの美しさを存分に見せつけてやってください。
アンダーウェアから派生したこのRib Topは、本当に優秀な一着です。
ネックライン、アームホールそしてウェストラインと、直線的に見えて絶妙な曲線。これによって着たときにスクエアもお身体も、更に美しいのです。
そしてこのコンパクト丈はボトムを選ばずバランス取りやすい。 T-shirtよりもカジュアル過ぎないのが使えます。
肉厚なので、シャツなどの上にベストとして着てもとっても素敵です。
Ellissの描く曲線は女性の身体への理解と敬意を、直線や間からはプロダクトとしてのジェンダレスなデザイン性を感じます。
彼女はこの両面をうまくコントロールしてるんだろう。
極めて女性的なんだけど甘くセクシャルにならないのは、その辺のバランス感覚が素晴らしいのだと思います。
AWでは、個人的に大ヒットなパーカーがございまして、彼女のプロダクトセンスをビンビンに感じるんですね。
私は買います。どうぞお楽しみに。
画像引用:Instagram