Skip to main content

#11. GABRIELA COLL GARMENTS

New Season.


  新しい季節を迎えます。お外はまだ更新前ですが、さっさとアップデートです。
そう、お休み明けました。久しぶりのお店、やっぱりいいな。

まずはこちらを.。
GABRIELA COLL GARMENTS
スペイン、バルセロナから、素晴らしいガーメンツ(服)がやってきた。
うまく書けるかな。想いが強すぎる、、、はい、では書きます。

Gabrielaの服はいつも凛としていて派手さはなくてさりげないんだけど、よく考えてみると絶対的に他にはないと思っていてる。
どこかのアカデミーで学んだりメゾンのインターンを経験したりということなく、彼女独自のセンスで、身体と服の関係を模索しているGabriela。

かわいいな。
Gabrielaの服はどちらかと言うと直線的でメンズに近い。
直線的でメンズに近いんだけど、極めて女性的に映ります。ただマニッシュなスタイルを好む女性像ではなく、あくまでも女性として、強くしなやかで、自立した女性を描いているのでしょう。
まさにGabriela本人です。
直線的な服に曲線的な身体が収まった時、意外なほど無理がなく動きやすい、何よりシルエットが本当に美しい。
これは着たら納得します。自分の身体とは思えないこともよくある、くらいかっこいいのです。一度着てみて欲しい。

この秋冬、GABRIELA COLL GARMENTS は、イタリアのテキスタイルブランド、Loro Piana(ロロピアーナ)社のブラウンデニムを使ったコレクションを発表した。

Loro Pianaと言えば、男性ならご存知の方は多いかと思いますが、ビッグメゾンや高級スーツブランド御用達の老舗テキスタイルメーカー。
カシミアやビキューナで有名なLoro Pianaの作るデニムは、マイルドで柔らかく、言われなければコットン100%とは思わないほどエレガントです。
GABRIELA のベーススタイルである、ジャケット、パンツ、ベストにこのブラウンデニムを起用して仕立てられたこのコレクションは、パターン自体はこれまでお店でも紹介したブルーデニムやホワイトデニム同じですが、どこかテーラーのムードを醸し出します。
そんな、どクラシックを装いながら、パンツのベルトループは必要以上に長く、

すでにお店にはいなくなってしまったベストは、メンズのパターンをあえてそのままに、レディスに落とし込むべく、脇をつまんでそのままミシンでぶっ叩いてるユーモアセンス。(写真がない…すみません。)
ウールではなくデニムとして、長いお付き合いの中で変化を楽しみながら、きっと親密になっていくことでしょう。
もう本当に素敵です。言葉では言えない。
モードでもクラッシックでもなく、ユニークな存在感で嫌味がまったくない。
頭でっかちなヴィンテージマニアには物足りないでしょうが、私はこれが絶対にかっこいいと思う。
こんな3ピースを着た女性が街を歩いていたらなんて素敵だろうと、想像するだけで幸せになる。


私はこの服を、自分が伝えたいと思っています。
GABRIELA COLL GARMENTS は、なんというか、とてもパーソナルでメッセージ性の強いブランドだと思う。
すべての服に、彼女の手書きのブランドタグがつけられ、美しく丁寧に包まれてやってくる。
服から、Gabriela自身や彼女の信念とかビジョンみたいなものが包み隠されることなく伝わってきて。
私はGABRIELA COLL GARMENTS の服を着る度に、こういう女性になりたいんだ、と思います。
そういうかんじ。
まああまり重たく感じないでいただきたいのですが、とにかくオススメだということです。
お試しあれ。

info@casimir-pulaskiday.com