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#21. MILANO

久々です


 
ミラノ。前回の苦い思い出から2年か。到着して早々に貴重品と言って思い浮かぶすべてをパクられて、もういろいろミラクルが起こって結果お金以外戻ってきたという。このミラクルに携わってくださった方々には一生頭が上がらない。
今回は今のところ大丈夫。気を抜くつもりはないが、イタリアンおいしいな。食ってばっかだ。

ミラノではおっきい展示会とコレクティブショールームを回っている。

コンサバ、ラグジュアリー、アルチザンの3角形。そんな印象です。
その合間を行く、イタリアのニュアンスを含む繊細なデザイナーを見つけたい。と思っているけどなかなか簡単ではないな。食ってばっかだからか。

イタリアに来て感じるのはイタリアの服を諦めたくないという変な執着心。
自分の方向だと諦めても成り立つんだろうけどなんか悔しい。イタリアの艶みたいな、色みたいな、あと良い意味での古典、その辺がほしい。

こいつやばいなってやついた。

やばいなこれは。ちょっと危うすぎて逆にオーラあったな。妙に気になる。やるのか?大丈夫か?
ちょっとおもしろいから載せてみました。
大丈夫、ちゃんと探しています。素敵な出会いもありました。これは載せないけど。ミラノに期待していたことのひとつ。
やっぱり歩くといいことあるんだ。こういうやり方しか自分にはないかもしれない。

もうね、私みたいなちんちくりんがでっかいショールームとか行っても、対応はどうせ買わねえだろって感じですよ。ま、買わないけど。変えないし。
でもやっぱりまだそういうマーケットは、日本にはなくても海外には実際にある。
そういう洋服の文化の中のそういう人(バイヤー)はそういうところでそういうものを買う。
全く否定していなくて、むしろ自分みたいな方が完全にマイナーで、同じ服だけど全く別物だしファッションと一括りにするには無理があるようにも見える。
でもその一見無理があるように見える2つを、これまた自分みたいなやつが重ねられたらめちゃめちゃかっこいいじゃないかと思っている。
手法はわからない。でもできると思う。諦めなければ。
だからミラノにいる。
深夜だからか、またあつくるしいことを書いている。深夜なのですみませんね。
明日は、FEDERICO CINAを見に行く。ショーをやるらしい。あともうひとつ、また別のアトリエに。
外は陽気が過ぎるイタリアンが狂乱している。サタデーナイト。熱いね。
さて寝ねば。