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#55. CORPUS


  DZHUS
ジュス。ディュス。

今シーズンのDZHUSのテーマは -集大成-。

彼女のトランスフォームは毎回進化しているけれど、非常に連鎖的でありセオリーがあり手法がある。
言い方は悪いが焼き回し的(手法の話!)な面もあるが、私は返って信頼できる。
それらはブランドのシグネチャーになってくしある意味定番を持つということになるな。DZHUSの場合は定番とは言い難いが。
そんですごいのはそれでも毎回鮮度抜群に魅せてくれる。
それは生地選びだったり、技の掛け合わせ方だったり、いろいろ。
19AWはCORPUS、正にこれまでの技の集結、コーパス。
その名に相応しいとても清々しくエネルギーが爆発したコレクションです。
こういう強い服を作る上で、女性であるということはとても強みだと思う。
女性ならではの爆発力と集中力と、繊細さ。あとはIrina自身の人間力が、こういう見たことのない服を創り出す。
私はもう泣きそうです。

価値とはなんだろう。
値段とか、希少性とか、そういう所謂な価値基準は置いといて、 私はDZHUSの服には大変な価値を感じる。
(この店にある服はそういうものが多いと自負しています。)
戦っている。苦しいだろうなと思う。でもそうじゃなきゃできない人だ。
て書いたけど、とても優しくて温かい女性です。

今回お店では2着を迎えました。
いろいろあったけど言い訳はなし、自分にとって最高の2着です。


はい2着。

今回で4冊目、DZHUSのルックブック。

今回のも素晴らしかった。HOW TO本 熟読ふむふむ。

やっぱり。
こんな店にあるブランドじゃないでもある。