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#92. DZHUS "ECHOPACK"

 

21SSはDZHUSでスタートです。とても良い。
いつだってDZHUSは新しい何かを期待させる。

21SSのテーマは"ECOPACK"
引き続き持て囃されるサステイナブルという価値観を、今シーズンもこの人はユニークな持論で形式化します。
リサイクルの重要性をパッケージという視点からの定義。

ボックスや小包み、包装紙にショッピングバッグといった、パッケージプロダクトの構造や視覚的特性を服に転換するという。直接的なアプローチから暗喩的なものまで。個人的には後者が好みだ。

前も書いた気がするが、私はDZHUSのSSが好きです。重さが減って概念がくっきりと浮き上がる。
今回、日本へやってきて初めて服たちを実際に見た、触れたそして着た。
1番の感動は素材だった。
毎回DZHUSの選ぶ素材にはいい意味での違和感がある。服として触れたことがない素材を使ってくる。独特の存在感、重さはこの素材も大きく影響していると思っている。
今回のテーマに沿った正にパッケージ感溢れる素材というか、資材。

届いた箱を開けたとき、まさか服だとは思わなかったよ。(緩衝材かと思った)

そしてどんなテーマを掲げたところでDZHUSの真骨頂であるトランスフォームは健在で
HOW TOはおいといて、よしとりあえずやってみよう。

あー楽しい。
だってしっかりと服だよ。魅力的な愛らしい服。
ここがものすごく大事だ。