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#104.SITUATIONIST

 
FW21一番乗りはSITUATIONIST
このシーズンのテーマは“FORBIDDEN FAMILY”(禁断の家族)
ルックのビデオ見ましたか?今回も独特でしたね。
ストーリーがあるようでない、交錯するロケーションと季節、モデルの低温な立ち振る舞いに唐突なセレモニアルシーンといろいろ不安定な気持ちになるけど個人的にSITUATIONISTのムービーがとても好きです。ジョージアへの愛と誇り。

今回のビデオは確かにどことなく禁断な感じするな。モデルさんも老若男女いるしな。牛もいい。

ということで、セレクトはこちらです。

いっこ禁断感のないのが混ざっていますね。

もう大満足で、本当に素敵に仕上げてくれました。わがままピンク。
リクエストはこれまでもあったけど、今回のは唐突すぎるしSITUATIONISTらしいかというとちょっとわからなかったのと、大して縦積みもしないから(それはいつも)断られるだろうと思って聞いたら即OKでした。神さま。
ブランドのイメージとは確かに違うけれど、でももうピンクだと思ってしまった。
間違いはない、だって、SITUATIONISNTが作るんだもの。彼らがどんなピンクを持ってくるのか本当にワクワクした。

ジョーゼットでした。フラットな表情をイメージしていたけどこのシボ感は逆にいいぞ。そして裏地のセンス。

今シーズンは太ボトム履きたい気分だ。たぷんと。
パンツは裏なしなので今からでも履けます。

手編みの赤ニットと。SITUATIONISTの渦巻アイコンのリピート。
かっこいいな、ネックラインが絶妙な開きです。この赤とてもいい赤だ。ビタッとフィットさせて着たいところ。

こんな感じで。オヤジほんと似合ってる。昔のヤンリーのモデルこんな感じじゃなかったかなと思って見返したらぜんぜん違った。

サマーウールのジャケット。

この子はもともとレザーでした。レザーも捨てがたくよいのですが、ライトな羽織としてこの形いいなと思い。
大きく開いた襟から袖まわりはゆったりと、前立てから繋がる重みのある裾までテーパードして落ちる。オーバーコートのように一番上にさらりと羽織りたい。

同じくサマーウールのヴァルーズ型。
SITUATIONISTらしいゴタッとした(いい意味)ディティールでしっかりとオリジナル。ナローラペルがよいバランスです。

中に着ているのは。

届いたときこれにかなり高揚しました。生地!
もっとジャージっぽいと思っていたのですが、ものすごい重量感。これはもう着たらかっこいいに決まってるんだよ。
膝上の無数のフック(このフックの縫い留めの美しさ・・・)を外すとショーツにもなるのです。

楽しいやつ、よしやってみる。

最後はチーターさん。

ところでCINITAさんがよく合う。これがやりたかったからね。

SITUATIONISTのことは書ききれない、駆け足が過ぎますが少しでも服の力が伝われば幸いです。
いつも美しい服をありがとう。