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#142.Stockholm


旅の話。
最初はストックホルムにきました。
2月のストックホルムの寒さは経験済みでしたので今回は前回の学びを活かし防寒対策の上挑みましたがやはり相手は強かった。
寒さと寝不足と滑りっぱなしの足元で身体が悲鳴を上げる中、こんなにもホットな時間となったのは他ならぬAtteの存在でした。
3年半ぶりのAtte。

変わらずかっこいい、優しく美しい人。
変わらず人とデザインを愛している。
彼女が作るものを見にきた。
そしてそれを見た。

なにものでもない、嘘のないデザイン。
泣けてくるのは私だけか。
どこかしらに傾倒した感覚では決して生まれないと思う。
無知なのではない、途轍もない感覚と知識を蓄えた人だ。
ストックホルムにはたくさんの小さな島がありミュージアムが各島に点在している。
今回はAtteとAtteの娘さんのTiaとまわったのですが、あらゆる分野に彼女は寛大で豊富な知識を私にシェアしてくれた。

整えられた環境ではないところから生まれたクリエーションにはそこに費やされた想像の時間と価値があって物質的価値の高いものと同等またはそれ以上にもなる。
そういうものに触れたり所持したりすることでそこに所有者側の想像が生まれて価値はさらに上がる。
Atteはそういうもの、ことを愛しているのだと感じた。
想像が生む価値の可能性は平等にある。
ファッションというカテゴリーを交えると少し複雑化する。 まだ結論がでないというか言語化できていない。
フライトの時間だからいったんこれはやめるけどもうちょっと考える。
次はニューヨーク。